Q&A, 日帰り手術

人工妊娠中絶術 Q&A

◇ 中絶手術について

手術方針:当院では開院以来手術に関する事故はありません。
簡単な手術であるほど慎重に、毎回初心に帰って安全・確実な手術するように心がけています。

◆ 人工妊娠中絶術 Q&A

Q. 中絶手術はどのような方法で行われますか?また麻酔は全身麻酔で行うのですか?

A. 一般的に麻酔は静脈麻酔という方法で行うことが多く、当院も静脈麻酔です。点滴して薬を静脈から注射して寝ている間に10~15分前後で手術が終わります。中絶手術は、簡単にいうと子宮の内容をきれいに除去する手術です。その際に子宮に傷を付けないようにしなければいけません。子宮の入り口は硬くとじていますので、手術器具を入れる際に傷が付かないように、手術前に子宮の入り口を拡げる処置を行います。細い棒状のものを数時間、場合によっては半日~1日以上かけてゆっくり拡張します。当院では、吸引器を使って子宮内容を除去する吸引法※で手術を行います。

※ 吸引法とは
伝統的な「子宮内掻爬」や、胎盤カンシと呼ばれる器具を用いて子宮内容を取り出す方法とは違って、吸引器を使って子宮内容を吸い出す方法です。
子宮の中に傷がつきにくいため、術後の合併症、特に不妊症になる率が低いとされています。開院以来ずっとこの方法で手術を行っています。

Q. 麻酔が心配です。

A. 私は、手術と同様に、あるいは、むしろ麻酔の方に注意を払っています。手術は技術や経験、当然行うべき注意などでほぼ安全確実にできるものですが、麻酔中には思いがけない反応が出る可能性がないとはいえないので、出来る限り安全な麻酔になるように工夫しています。例えば、最初に麻酔薬を少しずつ使ってわざと5分くらいかけてゆっくり麻酔をしてから手術をはじめるとか、静脈麻酔に局所麻酔や鎮痛剤を併用するとか、緊急時に対して常に対応できるようにしておくなど、麻酔には最大限の安全対策をとっています。大学病院や総合病院に勤務していた時よりも何倍も慎重に麻酔を行っています。

Q. 中絶手術の後遺症はありますか? 中絶が二回目なんですが後遺症はあるでしょうか?

A. 通常の手術をして術後の経過もよければ普通は将来に影響が残ることはありません。実際、中絶の後に重大な問題が起こることはほとんどないのですが、手術のために子宮の中に傷が付くと以下の病気が起こる可能性があります;不妊症、流産、早産、前置胎盤、癒着胎盤など。日本では昔から胎盤鉗子という器具を使って行う手術が主流ですが、吸引法の方が術後に不妊症になる率が少ないというデータが発表されているので、当院では吸引法です。また手術自体に問題なくても術後に子宮から卵管の中に細菌が感染して卵管炎が起こって不妊症になるという可能性もあります。ですから、術後の感染を予防することが大切です。

Q. 中絶するのには何週までに病院へ行けばよいですか?

A. 妊娠11~12週位になっても普通の中絶手術ができますが、遅くとも9~10週までに病院へ行って手術を受けて下さい。


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